正式名称、Ferrari 599 GTB Fiorano。
GTBもFioranoも日本では商標登録されており車名にすることができなかったことから、日本国内名称はフェラーリ599である。
599の名称は、5999ccの排気量に由来するものである。
名称にあるGTBとは、Gran Turismo Berlinettaのことであり、Fioranoとは、フェラーリ社のテストコースの名称である。
599は、車内コードF139として開発され、2006年2月28日のジュネーブモーターショーでデビューした。それまでの2シーター・グランツーリスモのフラッグシップモデルであった575Mの後継車でもある。
デザインは、フェラーリスタイリスト、フランクステフェンソンの指揮のもとピニンファリーナによってなされた。
エンジンは、Enzoに搭載されたTipo F133F 6.0 L (5999 cc) V12エンジン(620 hp /456 kW )であり、フェラーリ社のGTカー用エンジンでもっとも強力なものである。
トルクも608 N·mとフェラーリ最大である。
エンツォでは、Midにマウントされたエンジンをフロントに搭載するために様々な修正がなされている。
フェラーリ社の公式発表に依れば、最高速度330 km/h、0-100km/hタイム3.7秒、200km/hまでが11.0秒となっている。
従来の6 速マニュアルトランスミッションと同様、F1 SuperFirstと呼ばれる6速シーケンシャルマニュアルギアボックスが搭載されている。
F430に搭載されたe-diff(アクティブディファレンシャルギア)は搭載されていないものの、ステアリングホイール上に備えられる走行モード選択スイッチmanettinoはしっかり装備されている。
エンジン諸元:
エンジン型式: Tipo F133F V12
排気量: 6.0 L (5999 cc)
最高出力: 620 hp(456 kW) @ 7600 rpm
最大トルク: 608 N·m @ 5600 rpm
レッドゾーン: 8400 rpm
パワーウェイトレシオ: 2.76kg/hp